Gメールを独自ドメインでつかおう

取得したドメインでメールを運用する為にメールサーバの選定です。

元々いま流行のVPSを借りる予定だったのでそこに用意しようかと思っていましたが、VPSでは色々な実験をしたいので不安定な環境にお仕事メールの運用出来ないことより却下。

ちなみにVPSとはバーチャル・プライベート・サーバの略で、一台の物理サーバ上で何台かの仮想サーバが構築されていて、その内の1台をroot権限でOS毎まるっと借りれるので、知識があれば使い勝手のよいサービスを提供押している所が多いです。

次に自宅の余っているPCで構築ですが、家でサーバが24時間ウィンウィン言ってるのが嫌なので却下。
そもそもそれが嫌でVPSを借りるわけだし。

そんなこんなで、じゃあ安いレンタルサーバでも探すかと思っていたのですが、何でもGoogle Appsを使えば独自ドメインでGメールを使えると言うじゃないですか。
しかも、同一ドメインで10メールまでのカスタムアカウントが無料で作れる上、Google CalendarやGoogleDocsとも連動できると言うことで、唯一嫌な感じなのが連動広告の為にメールの内容がスキャンされる事ですが、まぁ人の目で人力スキャンされている訳じゃないし(たぶん)いいやという事でコレにきめました。

ちなみに設定方法は「google app 設定」で検索すると山ほど出てくるので割愛します。
導入はすごく簡単ですが、設定中に「おっと!」と思ったところは2箇所ありました。

  • ドメインの所有権確認
  • メールのMXレコード設定

両方ともドメインを取得したお名前ComにDNS設定をしなくてはならないのですが、これが中々反映されず設定ミスったかと何回かやり直して手こずりました。
単純にDNSの反映が遅くて24時間位かかっただけでしたので寝て待ってれば良かったんですが。

ちなみにDNSと言うのはドメイン・ネーム・システムの略で、ドメイン名とIPアドレスを対応付けしているサーバ郡の事で世界中に存在します。

この設定と言うのが伝言ゲームのような仕組みで、自分が使用しているDNSサーバに設定をすると、そのDNSサーバが次のDNSサーバへ設定を伝えて、伝わった先のDNSサーバが次のDNSサーバに伝えて・・・っと言うようにジンワジンワ設定が世界中に広がっていきます。
DNSの設定が世界に行き渡るには最大72時間を要します。
ちなみに国内だと最大24時間位と言われていますが、もっと早い場合が多いです。

Gメールも設定してしまえば普通にクライアントPCから好きなメーラーで設定できるし、普通のメールとなんら変わらず使えます。
WebからでもGメールの強力なフィルタリングが使えるし。

ちなみにGoogle Apps Businessと言う有料版もありますが、当方はしがないフリーランサーでGメールとカレンダーを少し使えればいいので無料でも十分すぎです。

いい時代に生まれものだ。


追記:2013/01/26
残念ながら2012年末頃をもちまして、無償版の新規登録はなくなったようです。

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